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| 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 | ||
あしぎぬです。よろしくお願いします。
ほほっぅ！おぬしがあしぎぬ殿か〜。おてやわらかにのぅ。
老師の見識眼はかねがね・・・
おぬし、少しなまっておられるようじゃの。わしには老死と聞こえるワイ。
これは大変失礼を・・・
よいよい、お気になさるな。それより近頃の活躍、めざましいものよのぅ〜。
恥ずかしながら、生きがいを感じ始めております。どれをお持ちしようか迷ったので
すが・・・今日は５５１２と５５１３を持参いたしました。
どれどれ、ふむ〜う・・・・さすがはミラー軍団の団長じゃわい・・・名品揃いじゃ！
ソモサン！ おぬしにとってミラーとは？
むっ！説破！ 露なり。
ソモサン！ 露とは？
説破！ その風防 露にて、存在は霊なり。
ソモサン 霊とは？
説破！ 霊験あらたかなる大木、楠なり。
むむっ！ソモサン！ して、露・霊・楠とは？
説破！ 黒にして黒にあらず。
なるほどのう・・・。 ソモサン！ では、黒にあらずんば？
説破！ 和の心なり。
さすがじゃ！
神社仏閣のそばでそびえる楠は、昔からしばしば信仰の対象となったもんじゃ。容易に人を寄せ付けぬその霊気が大木に育てあげ、やがては社そのものを守り、歴史とともに現在まで伝わっておる。
おぬしは白を白としない陶磁器を愛する日本人の心をアルプスの向こう側に感じておられるようじゃの。
老師・・・私の心がわかっていただけましたか！
わしのこの巨大キズミに読めぬものはないわい。ふぉっほっほっ！
先生、よかったですね。これでやっと家賃が払えますわ・・・ホホホ。
